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ジャニーズと2.5次元

ライブ・スペクトル「NARUTO」うずまきナルト物語(ネタバレ)

ナルステに!行ってきたよ!

2年ぶりの新作らしいけど、そんなになる…?!初見から大号泣かまして、終演後は頭痛かった…笑。

↓ネタバレ感想








先にこれだけ言っておくね。

ミナト良すぎん?????え?なに…めっちゃ好き……。

元々原作で好きなキャラで、何ならナルトと再会するシーンを原画展で泣きながら眺めたおたくがさ、前列のしかもドセンでこんな名シーン浴びたら情緒が終わるに決まってるじゃん…。

はあ〜〜〜!!好きだが?!?!?!

今作はいいシーンがいっぱいあって、いつだったか流司くんが「目頭が熱くなるシーンがたくさんある。だからもう舞台袖では見ない」って言っていて。それなりに泣くつもりで行ったんだけど…、まーーー泣いた。笑。

親子の再会シーンは言わずもがな、冒頭の自来也のシーンからもうやばかった…。芳忠さんの声と原作のコマだけで涙腺が緩んだし、ペイン戦で、ヒナタが自らの意志でナルトを庇った辺りからずっと泣いてた気がする。

1幕の最後の方にナルトが木ノ葉のヒーローとして胴上げされるシーンがあって、そこで完全にトドメを刺された…。ずっと独りぼっちだったナルトが、沢山の人に受け入れられて、胴上げまでされるんだよ。そんなの泣くでしょ。笑。これだけ泣いたのにまだ1幕だからね。休憩中も思い出しては泣いてた(泣きすぎ)


これは完全に余談なんですが、泣きすぎて頭が回っていない上に1幕の余韻がすごかったから、休憩終わりに戻る席を間違えた…。1分くらい「……?」ってなった後に席が違うことに気づくという…。その節はすみませんでした……。 


2幕は2幕でさ、サクラちゃんがサスケを殺しに来るシーンがあるわけじゃない?

後を追いかけて来たカカシ先生の「そんな重荷を背負うことはないんだよ」って台詞の声色がね、凄く優しいの。その優しさでまた泣く。もうやだ…カカシ先生私の上司になってよ…(?)

君沢さんがサスケに「いつまでも先生ヅラすんじゃねぇよ!!!」って言われるのを凄く楽しみにしてたという話がパンフレットに載っていたのと、私自身が、サスケ荒れてるな〜反抗期拗らせれるな〜と思っていたので、見ながらちょっとニヤニヤした。笑(多分反抗期のリアクションで1番嫌われるやつ)

荒れてるな〜〜〜!!笑

サスケは荒れに荒れてるけど、ここも好きなシーンの1つ。

サクラちゃんの「私はまだ、第七班みんなで笑い合える先を諦めずにいられる」って台詞に胸の奥がキュッとした。

「命より大切な 仲間をこの手で 連れ戻す」だものね。


今作は、暁の調べで使われていた楽曲がアレンジされて、本編の色んなところで使われていて、場面によって歌詞も変わるんだけど(刀ミュでいう刀剣乱舞みたいな感じ)、このアレンジが本当に堪らんのですよ…。

ミナトがナルトに向かって歌うの。「俺の息子だ 信じてる」って。

これは差分レベルの話だけど、回によって「信じてる」の歌い方が若干違って。最後まで力強く歌う時もあれば、少し優しめに歌う時もあるから、どっちに当たっても「分かる……(大号泣)」ってなる。歌いながらナルトの頭をくしゃってしてるからね、余計。


もうさ、ミナト好きだし、それを演じてるのが涼くんだし、涼くんが父親役をやってるの感慨深いし。歌詞も相まって、感情が揺さぶられっぱなし。そのおかげで、常に情緒が終わってる。

基本的に親子のやり取りは全部好きなんだけど、ナルトの「四代目の息子だから我慢する」の台詞の後に、ほんの少しだけミナトの口角が上がる瞬間があって。それを見た瞬間、うわ〜〜〜〜〜!!って。

うわ〜〜〜〜〜〜!!!!!

そういうとこ!そういうとこだぞ!!

上手の席からは決して見えない、下手の席だけの特権。

元の涼くんの雰囲気というか、空気感というか、穏やかな感じがミナトにぴったりだな、と見る度に思うのです。再演が無いのは惜しいなぁ…。



今作からナルトのキャストが変わったんだけど、中尾くんのナルトは、広大くんと比べて青年っぽさが強くて、"成長したナルト"として成立してしまうところが凄いんだよね。

勿論お芝居も文句無しにいいし、真っ直ぐ前を見つめる姿がナルトそのもので、本当にいい人を見つけて来たな〜!という感じ。

幕間で追加のブロマイドを買いに走るなんて普段はしないけど、今回だけは買うしかねぇなという気持ちで物販に駆け込んで来た!

それだけ素敵なナルトでした。お見事。



本編で泣いて泣いて泣いて。だけど、終演後は不思議と足取りが軽くなる。そんなナルステも、もうすぐ終わり。

千穐楽まで残り3公演。

最後まで誰一人欠けることなく、駆け抜けられるように祈っています。